サイディングボード同士の間や窓のサッシまわりなどには、目地と言われる隙間が存在します。
その隙間を埋めるために使われる、ゴム状の素材がシーリングです。
シーリングは、建物内部への水分の浸入を防ぐという、とても重要な役割を担っているのです。
また、外壁にひび割れなどが起こった際に、隙間を埋める充填剤としても活用されています。
このシーリングは年月の経過とともに、やせ細ったり、ひび割れといった劣化症状を引き起こします。
このような劣化症状を放っておくと、建物のあちこちに隙間ができてしまい、雨漏りを引き起こす原因に…。
ご家庭の漏水トラブルを防ぐためにも、最低10年に一度はシーリングの打ち替え工事を行いましょう。
シーリングの役割
□ 湿気・雨水が建物内部に浸入することを防ぐ
□ 外壁材同士の隙間をふさぎ、建物の気密性を保持する
□ 急激な温度差や揺れによる壁材の変形・伸縮を受け止めるクッション材になる
□ 建材の経年劣化からくる、ひび割れの充鎮材になる
このような症状は起きていませんか？
□ ひび割れや剥がれが起こっている
□ シーリング材がやせ細って、目地が完全に埋まっていない
□ シーリング材が硬くなっている
万が一上記のような症状を見つけた場合は、シーリング材が劣化している証拠です。
雨漏りなどのトラブルを引き起こす前に、早めの対処を行いましょう。
